芝生の良い時季は夏ごろなので、バラのよい時間とは重なりませんが、春の風景に少しでも馴染んでもらえるよう手を入れて行きます。

バラの季節が終わると芝生の管理もアバウトになり、さらなる手入れの簡素化を図ります。
3/23. 春の準備作業

バラの冬作業が完了し時間にゆとりが出来て来たところ、芝生の手入れに取り掛かります。
まずは目に付く雑草抜きから手入れを開始。
芝刈りとサッチ取り


昨季最終の刈り込みを11月ごろに行っており、さほど伸びてはいませんが、芝刈りバリカンで整えてからサッチを取り除きました。
もっと丁寧に取り除く方が良いのかも知れませんが、毎年このくらいかな。。
芝生のエアレーション


奥からステップの3枚目辺りまでは照時不足の場所になり、芝生がしっかり根付いてくれません。スパイクを踏んだあと気を付けて抜かないと、土がめくれ芝生も同時に剥がれます。
4枚目のステップを過ぎた辺りからは、芝生の根がしっかり付いておりスパイクの踏み応えが変わります。スパイクを踏み込む感覚は、普段では味わえない心地よさを感じます。

工房前あたりも日照時間が少なく、芝生を定着させることが難しかったので、人工芝とのハイブリッドにしています。
手前の3枚あたりはスパイクが入りきらないほど土が浅く、毎年芝生を貼り替えていた場所になりますが、定着に気をもむよりはバラの観察に目を向けたいので、ハイブリッド芝生とすることに。
※両サイドから芝生を含めた植物が馴染んで来るのでハイブリッドと呼んでいます。
人工芝(ハイブリッド芝生)


とりあえず今回は、奥の1枚をハイブリッド芝生としました。
昨季は芝生を張替えず活性に期待しましたが、緑の欠けた土面となり残念な場所に。。長年のもやもやが解消された気分です。
紫外線と経年劣化により質感に違いがあるので、馴染んでもらえるよう調整を後ほど。
4/11. 施肥とカタバミ抜き


刈り込み後に施肥を行い、カタバミなどの小さな雑草を抜いて回りました。
それなりに時間が掛かるので、ゆとりの出て来たタイミングで取り組んでいます。
カイガラムシの除去はミリ単位で対処にあたりますが、正直この作業は楽しめません。。

ひと通りの手入れと清掃を終え、基礎となる春の準備が完了しました。
この時季の雰囲気には不安を感じますが、作業の手応えは例年と変わらないので大丈夫でしょう。
バラの展開が早い気がするので、出来るだけ追い付いてもらえたらと思います。
4/26. 雑草抜きからの刈り込み


つい先日、それなりに取り除いたつもりでしたが、わりと復活しており気になる状態に・・
時間的にゆとりが増えて来ているので、カタバミなどの雑草を取り除きます。

と思いましたが、思いのほか量が多く辛かったので、芝刈りバリカンで刈り込みました。
もう、このくらいで十分な気が。。
ということで、今季は簡単に抜けそうなものを除き、バリカンで刈り込む事にしてみます。
ハイブリッド芝生の定着率

張り替えた芝生(人工芝)のハイブリッド率が上がり、庭に馴染んできました。
5/14. バラの開花と刈り込み

5月に入って早々に体調を崩してしまい、庭に出ても短時間の観察のみで切り上げていたため、芝生には水もまけていませんでした・・。

全体的にまだらな部分がありますが、日が入らない奥の方はさらに酷い雰囲気に。
この問題に手を入れるなら、ハイブリッド芝生にするには面積が広く逆に浮いてしまうと思われるので、ストーンかレンガを合わせるのが良いのかな。。
バラの花壇を広げてしまうというのも有かも知れませんね。
芝生の刈り込み

エッジからはみ出ている下草をカットし、芝生バリカンとちり取りで手早く刈り込みます。
ちり取りはレンガやステップに刃が当たらないようガードに用いており、これが手早さのプラスになっています。


花弁と落ち葉を清掃し、下草と芝生を刈り込んでから施肥を行い、仕上げに水をまきました。
潤っている様子を見ると、やはり水が足りていなかったようですね。。

今回は体調が万全ではなかったので、雑草を抜かず刈り込むスタイルにシフトしましたが、通常の刈り込みをイメージしていたら、体力と気力から取り組めていなかったかも知れません。
バラの風景だと芝生は斜めからの写りになるので、意識してカメラを向けなければ、それなりに見えるので、このくらいの管理水準でも良いような気も。。
次回の手入れは、バラのシーズン後となる予定です。
6/1. バラの季節後の芝生

雑草を抜かない設定のため、カタバミが勢力を増し、こんな様子に。。


体調は良くなっており、仕事の方の作業(花後の手入れ)も再開しています。とはいえまだ本調子ではないので、今回は刃の長い生垣バリカンに付け替えて刈り込みます。
生垣用の刃に付け替えての刈り込みは昨年から試しており、荒刈りで良い時季に取り入れています。
刃が長いだけの事はあり、刈り込み範囲が格段に広くなり、作業時間をこれまでの半分ほどに短縮することが出来ました。
※メモリーカードを誤って上書きしてしまい、刈り込みの記録はありません。。
7/21. 花後の手入れ(追肥)後の芝生

週末のみで進めてきた花後の手入れ(追肥)がようやく終わり、順番の回ってきた刈り込み前の芝生。
》株周りの手入れ(追肥)の様子はこちら

芝生と雑草の比率が入れ替わってしまっている場所も。。
生垣バリカンで芝生を刈り込み

今回も雑草は抜かずにテミと生垣バリカンのみで整えます。


テミに刈り込んだ芝を落せるので清掃の手間が少なくなり、レンガやステップ周りのガードにも使うことができ、生垣用の長い刃との合わせで、作業時間をこれまでになく短縮できた気がします。

手早くまとめてこの水準なら、十分に満足です。
次回は、ひと月開けないくらいで取り組めればと思います。
- 芝生の手入(今季)レポートは、こちらのページに追加して行きます。