芝生が綺麗に揃うのは夏ごろなので、バラとは良い時季とは重なりませんが、春の風景観察時に少しでも馴染んでもらえるよう手を入れて行きます。

春の風景観察が終わるまではそれなりに手を掛けますが、以降はバラの手入れに追われアバウトな管理へと変わります。
3月・春の準備(裏庭)芝生

バラの冬作業が完了し時間にゆとりが出来て来たので、春までに行う準備のひとつ、芝生の手入れに取り掛かります。
まずは目に付く雑草抜きから手入れを開始。
芝刈りとサッチ取り


11月ごろに刈り込んでおり、さほど伸びてはいませんが、芝刈りバリカンで整えてからサッチを取り除きました。
もっと丁寧に取り除く方が良いのかも知れませんが、気分的に毎年このくらいです。
芝生のエアレーション


奥からステップの3枚目辺りまでは照時不足の場所になり、芝生がしっかり根付いてくれません。スパイクを踏んだあと気を付けて抜かないと、土がめくれ芝生も同時に剥がれます。
4枚目のステップを過ぎた辺りからは、スパイクの踏み応えが変わり、普段では味わえない感覚を楽しみながら進めます。

工房前あたりも日照時間が少なく、芝生を定着させることが難しかったので、人工芝とのハイブリッドになります。
手前の3枚あたりはスパイクが入りきらないほど土が浅く、毎年芝生を貼り替えていた場所になりますが、定着に気をもむよりはバラの観察に目を向けたいので、ハイブリッド芝生とすることに。
※両サイドから芝生を含めた植物が馴染んで来るのでハイブリッドとしています。
人工芝(ハイブリッド芝生)


今回はとりあえず、奥の1枚をハイブリッド芝生としました。
昨季は芝生を張替えず活性に期待しましたが、緑の欠けた土面となり残念な場所に・・。長年のもやもやが解消された気分です。
紫外線と経年劣化により質感に違いがあるので、少しでも馴染んでもらえるよう後ほど調整します。
施肥とカタバミ


ひと通りの手入れを終え施肥を行いました。
ゆとりの出て来たタイミングでカタバミなどの小さな雑草を抜いて回ります。それなりに時間を使うので。

ひと通りの手入れと清掃を終え、基礎となる春の準備が完了しました。
この時季の雰囲気には不安を感じますが、作業の手応えは例年と変わらなかったので、大丈夫でしょう。
バラの展開が早い気がするので、少しでも追い付いてもらえたら嬉しいです。
- 芝生の手入(今季)レポートは、こちらのページに追加して行きます。