このページでは、冬に取り組む、バラの誘引と剪定作業についてご案内しています。
バラの冬作業は、11月~3月ごろに取り組みます。
バラの冬作業(春の風景づくり)
作業時季 11月~3月ごろ
バラの冬作業では、つるバラの誘引と剪定作業を中心に取り組み、春の風景を仕立てます。
バラ苗の植え込みに植え替え、土壌環境の見直しに施肥(寒肥)のほか、カイガラムシの除去にカミキリムシ幼虫による被害への対処など、バラの休眠期にあたる冬の手入れとして取り組みます。
手入れが困難な場所や脚立を用いる高所の誘引など、作業場所を絞られたご相談にも対応しており、バラの本数に限らずご相談いただけます。
また、風景を拡張するアイアン制アイテムの設置、誘引の下地となるワイヤーの調整なども、作業に合わせて行います。
土曜・日曜・祝日は、お休みです。
つるバラの誘引と剪定作業
冬の手入れに取り掛かり、まずは葉と小枝を落としながら絡んだ枝を解します。枝の自由が利くところでカイガラムシの除去にあたり、解した枝の状態から仕立てることの出来る風景をイメージします。
おおまかなイメージを基に枝を振り分け、広がりと重なりのバランスを図りながら誘引を進め、春の形を仕立てます。
パーゴラで深めるバラの風景
枝を長く伸ばしてくれる、つるバラ(またはランブラーローズ)を誘引し風景をつくるなら、高さのあるフェンスやパーゴラなどのエクステリアと合わせるプランがおすすめです。
アイアン制のフェンスやアーチなど、風景づくりの下地として取り入れやすいアイテムも多くあり、枝を取り回す誘引のアレンジと壁面やポーチなどを利用し、大きな施工を行わず風景をつくることも出来ます。
空間に色彩を加える木立バラ
好みの花色や香り、植え込み場所に合わせた特徴(樹勢や耐性)など、木立バラは数多くの品種から用途に合わせ選択することが出来ます。
枝を長く伸ばす、つるバラやランブラーローズと、特徴の異なる木立バラ(ブッシュまたはシュラブ)を取り入れることで、色彩を楽しめる空間になります。
ローズヒップ(冬の収穫)
バラには実をつける品種も多く、大きさや形は品種により様々で少量でも雰囲気を楽しめます。庭に来る小鳥たちも、冬場の食事として収穫を期待しています。
残っているローズヒップは、冬の剪定作業で収穫します。
カミキリムシの幼虫(被害と対処)
バラが調子を落としてまう要因のひとつに、カミキリムシの幼虫による被害(食害)があります。
冬作業時には、幼虫の発生時季から半年ほどの時が経過しており、被害の深さに比例し大きな個体が増えています。それでも成虫になるまでに半年前後の時間があるので、早い時季での対処とはいえませんが、被害を食い止める最終時季の対処として取り組みます。
バラの風景を深めて行く上で、カミキリムシの幼虫による被害への対処(駆除)は、外せない管理と考えており、ウッドチップスで取組む全ての作業に取り入れています。
作業プランについて
より良い形で冬作業に取り組むには、春から秋にかけバラの育成と状態管理に携わる、季節の手入れを取り入れるプランがおすすめです。
》バラの手入れ【作業プラン】はこちら
バラの年間管理プラン
ひとつ上の風景づくりをお考えなら、季節管理の鍵となる時季の手入れをシーズンを通してご予定する「バラの年間管理」プランがおすすめです。
定期的な手入れによる利点はとても多く、作業を分散することが出来るため、取り組みごとの質と効率の向上につながります。また、整えた状態を次の作業で引き継げるので作業時間の短縮に働きます。
》バラの年間管理【作業プラン】はこちら
作業のご相談について
外での作業となるバラの手入れは、天候などの影響により、日程に変更を生じてしまうケースが多くございます。
また、バラの冬作業に取り組む時季は、特にスケジュールの調整が難しいため、お急ぎとされるご相談やご希望日が少ない場合などには、対応をご予定出来ないことがございます。
※作業スケジュールは、バラの年間管理プランとされるご予定を軸に組み立てています。
ご相談は時季に限らずお受けしていますので、余裕をお持ちの上お問い合わせください。
》バラの作業について【参考情報】はこちら
作業の対応エリア・地域
バラの作業は、拠点とする東京都東大和市のアトリエから、杉並区・武蔵野・多摩地域を中心に、神奈川県と埼玉県一部のエリアにて活動しています。
お問い合せ(メールフォーム)
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