春から冬の作業までバラと向き合い、より楽しめる風景と庭づくりを考えます。

アトリエで取り組んでいる「春の風景観察」「カミキリムシ幼虫への対処」「芝生の手入」は、それぞれのレポートになります。
- 春の手入と観察
- 木化が進んでいる枝の活性
- バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)
- シジュウカラのぐるメゾン(内覧中)
- バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)#2
- 工房前と窓辺のバラ(風景スポット)
- アイアンゲートの塗り替え
- エントランスへの小道(風景スポット)
- 小道から眺めるバラの空間
- シジュウカラのぐるメゾン(契約済)
- 中庭のヒルズガーデン(風景スポット)
- フロントガーデン
- 裏庭の芝生と花壇のバラ
- 小さな家とバラの庭(風景スポット)
- フロントガーデン(風景スポット)
- 12Aゲート(一時苗置き場)
- 小鳥たちの庭(ヒルズガーデン)
- バラのある暮らし(春の風景観察)
- 芝生の手入(季節の刈り込み)
- 小鳥たちの庭(ヒルズガーデン)
- カミキリムシ被害への対策と対処
- バラの冬作業
春の手入と観察

昨年の11月から取り組み始めた冬作業は、年末年始と週末をフルに使い、新芽が動き始めた3月中旬に入り完了しました。
昨季は思い通りの風景をつくる事が出来なかったので、花後から育成に関わるいくつかの取り組みを見直し、冬の誘引作業では枝の組み立てをより立体的な形へと見直しました。
》Season2025. バラの冬作業はこちら
新しい取り組みとなった育成と仕立ての見直しによる変化を観察しながら、春の手入れに入ります。
春の手入で行う枝の組み直しは、目に見える情報の無かった冬の誘引や剪定作業の見込み(予測)の調整につながり、芽の動きや特性を感じながらの手を入れる事で、芽吹きが進む時季の冬作業への対応スキルを引き上げます。
また、バラゾウムシやコガネムシほか羽虫などの害虫、黒星病やうどん粉病などによる、開花を見込めている蕾の損失や葉の傷みを抑制し、枝の組み直しによる風景の欠けを整えます。
1. クリスティアーナ(裏庭)


やや低日照の工房前に植えている、クリスティアーナ。
上部で使用する枝を優先していましたが、フェンス周りの花を見込み難くなって来たので、上部の枝を多めに落とし枝の量を調整しました。
中段の枝と株元から、まずまずの反応が見られます。
木化が進んでいる枝の活性

庭のなかでもっとも古いバラになるCLアイスバーグ。
木化が進み良いとは言えない枝から、活性を感じる芽の動きが見られました。
- ウッドチップスでは、若い枝から出てくる元気な新芽より、木化の進んでいる枝や休眠している芽の多い枝からの反応を、より強い活性として捉えています。
2. モーゼラ(中庭)

バラが調子を落としてしまった原因がカミキリムシ幼虫によるものであれば、むしろ対処し易いのですが、アトリエでは早期に駆除されてしまうため、他の要因を探して見直しています。
》昨季は2ヵ所に食害を受けました
株元付近から顔を出してきた芽は、一見ドクダミでは・・と思いましたが、確認するとモーゼラのひこばえでした。どのような成長を見せてくれるのか、期待値を感じる新芽として観察の対象に。
3. フランソワ・ジュランビル

裏庭の最も奥に植わっているランブラーローズ、フランソワジュランビル。
樹勢の強さから枝の量を調整(外に出てしまうため)している場所で、他に優先して伸ばしたいバラがあるため、そこまでの活性化は狙っていないのですが・・ 休眠していた芽が動き、明らかに活性している様子が伺えます。
4. 安曇野(小さなバラの家)

フランソワジュランビルの向かいにあたる、小さな家の周りでは安曇野の葉が広がり始めています。
バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)


活性の動きの見ながら庭を回り、バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)を20匹ほど退治しました。第一陣が出て来たというところでしょう。早期に対処出来れば、葉のみの被害で留める事の出来るケースは多いです。
ブルーランブラー(ファイルフェンブラウ)に モッコウバラ(ロサバンクシアルテア)も通り名で覚えています。
5. テス・オブ・ザ・ダーバービルズ

中庭のメインローズ、テスオブザダーバービルズ。休眠している芽の多い、良いとは言えない枝から活性の動きが見られます。
例年、芽の動きがまったくない訳ではなく低日照な場所であり、上部に回している枝が葉を広げると日照がさらに減ってしまい、動き始めの芽を枯らしてしまうケースがほとんどでした。
この勢いならクリア出来るのではないかなと。
6. マダム・イザーク・プレール

風景スポット(フロントガーデン)の背景を担当するマダムイザークプレール。中段当たりの枝から活性の反応が見られます。
大きく動き始めるはこれからですが、昨季と比べるとかなり良い印象です。
シジュウカラのぐるメゾン(内覧中)

部屋から中庭を除くと、バードハウス(ぐるメゾン)を内覧しているシジュウカラの様子が見られました。
以前は巣作りからキッズの巣立ちまでを部屋から眺める事が出来ましたが、外の風景(パーゴラとテスオブザダーバービルズ)を優先するようになってからは記録も少なくなりました。
記録は出来ませんが、庭で過ごす時間の多いものどうし身近な存在です。
7. バフ・ビューティー

つるアイスバーグ(最古株)に次ぐ古株、フロントガーデンのバフビューティ。
庭の形が変わるなか、担当する風景が背景の一部(裏方)になった頃から、枝の広がりと施肥を抑えており、調子を下ずとも上げることを目的としない状態のバラに・・。
というような状態は変化が表れやすいので、昨季花後の見直しに含んでおり、良いデータが取れそうです。
8. 木化の進行(枝の更新)

木化の進行により、ながらく芽の動きが見られない(最古株)つるアイスバーグの枝ですが、土壌環境の見直しに合わせ、冬の剪定では上部の枝を減らして更新を図っています。
枝量の調整だけでも更新の反応(活性化)は見られますが、株の地力を向上させることでより大きな反応につなげます。
バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)#2


冬作業の完了が遅くなり、春の準備に追われている間に出し抜かれてしまいました。
バラゾウムシに吸われてしまい枯れてしまっている芽もありますが、多くはこれから展開してくるので、ここからはしっかり対処し損失を抑えます。
9. 小さな家とバラ(安曇野)

バラの季節にだけ開く小さな家の窓。春の準備も落ち着いてきたので、次回レポートでは開いているでしょう。
工房前と窓辺のバラ(風景スポット)

工房前は「風景スポット」のなかでは古い方ですが、残念ながらここ数年は記録も少なく、背景に映り込むくらいが丁度の場所になっています・・。
風景づくりを考えるなか、これまでにバラの植え替え(配置換え)を数多く繰り返して来ましたが、今季は植え替えを最小限に抑え、風景を補う「サポートバラ」を足して行くスタイルを試しています。
あれこれ悩むのは手入れよりも配置の方でなので、植え込めた時点で(スペースではなく感覚として)新たな試みといえるでしょう。サポートには新しい品種を充てているので楽みです。
10. オリビア・ローズ・オースチン

裏庭の倉庫前花壇に植えているオリビアローズオースチン。
昨季は調子の上がらないバラを多く出してしまい、なかでも風景を欠いてしまった倉庫前。そのような中でも花壇の風景を形にしてくれたオリビアローズオースチンは、お気に入りバラの1本です。
11. プリンセス・アン

倉庫前の差し色として配置しているプリンセスアンは、アトリエガーデンで育てているイングリッシュローズの最古株になります。
イングリッシュローズのファーストチョイスはメアリーローズでした。華やかな大輪と香りが新鮮で、バラを育てる楽しさを広げてくれた1本です。
アイアンゲートの塗り替え


中庭と裏庭の境にあたるゲートは、木製からアイアンに替えていますが、ブルー系の色が風景に溶け込み過ぎていたせいか、存在が薄かったのでホワイトに塗り替えました。
12. アレゴリー

工房横の花壇に植えている、お気に入りバラの1本アレゴリー。枝の下部あたりから新芽を出しており、とても良い活性反応が見られています。
下の方からは芽を出さないのでは、と思うくらい見ていないので嬉しいです。

工房前辺りの足回りは日照環境が厳しく芝生は定着しないので、ハイブリッド芝生を敷いています。このあたりは風景スポットに写り込む場所なので、後ほど軽めの調整を。
春までに準備する作業のひとつ、芝生の手入れも完了しました。
》Season2025. 芝生の手入れはこちら
13. クラウン・プリンセス・マルガリータ


昨季シーズン後にフロントガーデンでもっとも成長した、クラウンプリンセスマルガリータ。
樹勢の強い枝を何本も伸ばしてくれたのでアーチには収め難くなりましたが、枝の流れを活かして空間の拡張を図っており、どのような形をつくれているのか楽しみな場所のひとつになっています。
エントランスへの小道(風景スポット)

フロントフェンスの裏側はシェードが多く、落ち着きを感じる空間です。
奥に見えるエントランスゲートにはつるボニー、中央のアーチにはフィリスバイドを誘引しています。
手前のアーチ(黒)には流せる枝がまだ少なく複数のバラを合わせており、クレマチスのサポートにも期待したいところ。
14. ソフィーズ・ローズ

駐車場に車を入れて、枝が折れてしまわないよう仕立てている、ソフィーズローズとオリビアローズオースチン。ソフィーズローズはプリンセスアンよりも先に植えている(最古株)かも知れません。
アトリエの庭では空間ごとに、つくる事の出来るバラの風景を探しているため、品種単体の写真がほとんどありません。つい広く写したくなってしまうというか、習慣ではないので忘れてしまうというか。。
インスタグラムには空間の風景を上げていますが、風景に溶け込んでいるバラ単体の写真を添えられたらなとの思いがあり「春の芽吹き観察」は、品種にスポットを当てる事を意識する企画でもあります。
15. クィーン・オブ・スウェーデン

フロントガーデンの花壇に植わるクイーンオブスウェーデン。高い位置で咲かせている場所ですが、衰退が感じられたので切り戻しており、活性へとつながりました。
小道から眺めるバラの空間

小道から眺める空間はフロントガーデンの風景スポットではありますが、窓周りのバラを欠いてしまい、以降は枝を流せていなかった事もあり、記録の少ない空間になります。
今季も大きくは変えられませんでしたが、昨季よりも花を見込める枝を増やせているので(サポートバラも植え替えました)雰囲気を感じられるくらいには、咲いてもらえるでしょう。
16. 小さな家の窓開き(安曇野)

小さな家の窓が開き、ここからは窓を開いた状態でバラとクレマチスを馴染ませて行きます。
シジュウカラのぐるメゾン(契約済)

ぐるメゾンの設置から、あっという間に契約が決まり、巣作りも完了したようです。
フェリシアが伸びて来ると入口を塞いでしまうので、シジュウカラに指摘される前に手を入れます。
ハウスをクリーニングして欲しいとか、おやつ出して欲しいとか、そこに居ないで欲しいとか言ってます。
中庭のヒルズガーデン(風景スポット)

日に日に緑が広がる、中庭のヒルズガーデン。足元周りの清掃と敷石の手直しが完了しました。
今週は週末にしか観察が出来ないので、次のレポートではそれぞれの空間で深まりが進んでいると思います。
17. つるアイスバーグ

植え込み位置から無理な流れで仕立てている、フロントフェンスのつるアイスバーグ。
引っ掛かりが出やすい条件のなか、昨季よりも調子を上げている様子が感じられます。
フロントガーデン

日取りが広がるにつれ、見直しにより活性を感じるられる反応を見せるバラと、思う程の手応えを感じられないバラが見えてきました。
何本かのバラを除き、多くのバラが想定よりも調子を上げているので、今季は良い方のアップデーターを集められそうです。
ここ数年は良くない方のアップデータばかりでしたから。
18. クレア・オースチン

新設したオベリスクには、クレアオースチンを誘引しています。
枝が足りていない事から付近のバラとミックスして形をつくっており、イメージありきの仕立てではないだけに、どのような雰囲気になるのか楽しみです。
19. ジプシーボーイ

昨季はかなり調子を落としてしまい、風景を欠いてしまった窓周りのジプシーボーイ。
ただいまのところ活性反応も多く見られますが、印象としては開花時季までには押し上げ切れないのではないかというところです。
間に合わない場合を踏まえ風景のバランスを図って置きたいので、最終調整として無理の無い範囲で枝を組み替えようと思います。
20. アイアンアーチ(黒)

クレマチスのサポートが加わり、アイアンアーチ(黒)は、緑に変わってきました。
こちらもミックス仕立てになるので、新しい気づきが見つかるかも知れませんね。アプリコットよりのアーチになるのかな・・。
21. テス・オブ・ザ・ダーバービルズ

テスオブザダーバービルズの枝が密に広がり、干している洗濯物が見えない程に。
ステムが非常に長く花が開くと雨や風で倒れてしまうので(場合により折れる)仕立てたままの形でシーズンを終える事は考えておらず、倒れてから手を入れながら別の雰囲気仕立てることを想定しています。
倒れてからの方が味のある雰囲気をつくれるケースも。
22. ダム・ドゥ・シュノンソー


工房前のフェンスにはダムドゥシュノンソーが枝を広げています。
フェンス下部は日照の厳し場所で花付きも少ないため、切り戻しによる活性化を検討しましたが、風景のバランスをさらに崩してしまう恐れがあるので今回は見送りました。
その代わりではありませんが、2種のサポートバラを加え適応を見て行く事に。どうなるでしょうね、楽しみ。
裏庭の芝生と花壇のバラ

裏庭の花壇は、フェンスの陰に入ってしまい日照的にも難しい部分があるので、それなりの結果を受け止めて来ましたが、なんだか期待出来そうな雰囲気を感じています。
小さな家とバラの庭(風景スポット)

活性反応を見せるバラが多いなか、明らかに調子を下げてしまったバラが1本あり、小さな家の正面フェンスに誘引している、グラハムトーマスが残念なバラになってしまいました。
期待値を高めていたバラなので残念ですが、取り組みによる、良くない方のデータとして受け止めます。
とはいえ担当予定だった風景を欠いてしまうのは困るので、隣に植わり余剰枝を期待出来るフランソワジュランビルに枝をまわしてもらい、風景を補えればと考えています。
来週末はその辺りの作業と合わせて庭を回り、開花前の最終調整を終わらせたいと思います。
22. エントランスのつるバラ(ボニー)

エントランスゲートに枝を広げるつるバラのボニー。日照条件の良い上部は、春からぐんぐん新しい枝を伸ばして来るので開花前には一度手を入れます。
これをしておかないと、ゲート周りは枝の荒ぶるラフな雰囲気に。
23. フロントフェンス(アイスバーグ)

西日がしっかり入る場所だと思い込んでいたフロントフェンスは、建物の影になってしまう時間帯が思いのほか長いことが分かりました。今更ながら納得。。
枝の活性につながらず抜けてしまった場所があるので、付近の枝の誘引を解いて葉を持つ枝を振り分けます。
24. バレリーナ(フロントガーデンB)

駐車場の右側となるフロントガーデン(B)スペースは、車と重なり低日照のため花が少なく、寄れない事もあり記録の少ない場所になります。
観察対象がないのでスタンダードに仕立てたままでも良かったのですが、付近の誘引を解いて動きのある背景に組み替えることにしました。観察回数は結果次第という事に。
フロントガーデン(A)とする反対側のスペースを少しでも広く確保するため若干寄せてはいますが、(A)側もわりと狭いです。
フロントガーデン(風景スポット)

日に日に緑が深まるフロントガーデンでは、ぽつりぽつりと咲いてきそうな雰囲気です。
十分に枝をまわせず風景として落ち着かない場所はありますが、調子を戻してくれたバラが多くあり、新しバラも加わり、春の観察が楽しみな空間です。
25. ダーシー・バッセル


小道に連なるアーチには、クラウンプリンセスマルガリータを軸に、立体的な仕立てを取り入れており、どのような変化をつくれているのか楽しみです。ダーシーバッセルは対にあたる園路脇から立ち上げています。
昨季も色々と取り入れてはいますが、活性してくれない事には雰囲気を見てとる事も出来ないので・・。
今季は期待出来そうです。
26. レイニーブルー

お気に入りバラの1本、レイニーブルー。春からの活性反応は想定よりも多く見られ、本調子とは言えないまでも、まずまずの雰囲気を感じます。
12Aゲート(一時苗置き場)


冬の作業が終わるまで外して置いた12Aゲートが取り付けました。ゲート周りはなかなか形をつくれていない場所だったので、新たな雰囲気をイメージし付近のバラを植え替えています。
今季は鉢バラ(鉢底を抜いていない)が多くなってしまい、アトリエで植え込み切れなかったバラ、雰囲気を見ておきたい(来季植えたい)バラ、仕事での植え込み日程が合わずストックになったバラ、花後の移籍対象になってもいいかなと衝動買いをしたバラなど計7鉢に。
昨季までは1鉢か2鉢でした。
小鳥たちの庭(ヒルズガーデン)

ヒルズガーデンの軸となるモーゼラが調子を戻してくれたので、深まりを感じられる程に緑が広がって来ました。

シジュウカラは、ぐるメゾンの中から外を眺めていたり、巣箱から出たり入ったりしているので、子育ての準備に入っているようです。
27. クリスティアーナ

工房の出入り口は軒下になるため、蕾を付けても日照不足でしおれてしまう確率の高いので、少しでも咲いてもらえたら嬉しい場所です。
今のところは良さそうです。
28. バスシーバ

イングリッシュローズのバスシーバは、以前アトリエに植えていた事のあるバラで、花の雰囲気がイメージしていた場所にはしっくり来なかったので移籍バラになりました。
新天地ですくすくと育ち樹勢を感じる枝振りと花の色合い見ており、サポートバラの1本として再び向かい入れました。
- ウッドチップスでは、空間の風景となるバラ(メインローズ)の差し色であったり、一部の範囲や枝の足りない場所を補う目的として配置するバラを「サポートバラ」と呼んでおり、アトリエに植えていたバラが移籍となり、新天地ですくすくと育ち花を咲かせる姿を羨ましく眺め、再び迎え入れるバラを「逆輸入薔薇」と呼んでいます。
29. ロイヤル・ジュビリー

花の少ない裏庭の花壇では、イングリッシュローズのロイヤルジュビリーが年々株を上げています。
30. オリビア・ローズ・オースチン

ロイヤルジュビリーの向かいの花壇は、同じくイングリッシュローズのオリビアローズオースチンが担当しています。
ながらく風景をつくれていない、後方フェンスのサポートばかりに目が向いてしまいますが、前方のバラがしっかりしてくれれば、そこまでは気にならない並びなんですけどね。
日照的に厳しいところではありますが、向上の兆しが見込みまで届かないようなら植え替える事にします。
バラのある暮らし(春の風景観察)

今季観察の焦点は、取り組みの見直しによる調子の上がらなかったバラの変化、新しいバラと組み合わせ、立体的に組み立てた枝のバランスなど、結果を観察するなかで風景づくりのヒントを探します。
ここからは花を楽しみながら庭を回る、春の風景観察に入ります。
》Season2025. 春の風景観察はこちら
- 春から秋までの作業では「芝生の手入」「春の風景観察」「カミキリムシ幼虫への対処」などの一部レポートを除き、こちらのページに追加して行きます。
芝生の手入(季節の刈り込み)

芝生が綺麗に揃うのは夏ごろなので、バラとは良い時季とは重なりませんが、春の風景観察時に少しでも馴染んでもらえるよう手を入れて行きます。
》Season2025. 芝生の手入れはこちら
小鳥たちの庭(ヒルズガーデン)

シジュウカラが遊びに来てくれる冬の間は、バラの冬作業に追われてしまいゆとりがなく、ぐるメゾンでの子育て時季は、バラの開花と重なり風景観察に勤しんでしまい、小鳥たちの記録は多くありませんが、庭で過ごす時間の多いもの同士とても身近な存在です。庭のレポートに登場する小鳥たちのシーンをピックアップしています。
》Season2025. Coming Soon
カミキリムシ被害への対策と対処

カミキリムシ幼虫による被害はアトリエのバラだけでも、ここ2年で50カ所ほど発生しています。早期発見から被害を抑え100%駆除につなげています。食害データ収集のため、目視による処置(排除)を優先しています。
》Season2025. Coming Soon
》Season2024. カミキリムシへの対策と対処はこちら
バラの冬作業

今季のアトリエ冬作業では、軸となるバラの剪定と誘引、苗の植え替えに土壌の見直し、ウッドフェンスの作り替えにアーチやオベリスクの設置など、春の風景を形にするための準備を行いました。
》Season2025. バラの冬作業はこちら