バラの冬作業では、つるバラの誘引と剪定作業を中心に取り組み、春の風景を仕立てます。

バラの冬作業は、11月~3月ごろの取り組みになります。
グラハムトーマスの手入れから

バラの冬作業をご予定している横浜市泉区のガーデンへ。
駐車スペースの上に植わる、グラハムトーマスの手入れから作業を開始。
シマトネリコの枝を利用し、左の脚立がある辺りまで枝を広げています。
花壇の中央に植わるホワイトメイディランドは、シマトネリコの根に成長を阻まれるなか、なんとか枝を増やしており、状態の安定(共存)を得るには、もうひと頑張りというところ。
アプローチと連なるアーチ


日照条件が良いとはいえない奥の庭へと続くアプローチ。
一つ目のアーチを設置したのちにバラの枝(フランソワジュランビル)を誘引し、その年の花付きをレポートしていただいており、情報を基にアーチを追加して行き、数年かけて長いトンネルになりました。
枝の量をセーブしており、花は多くないかも知れませんが、雰囲気を感じるには十分な空間に。
フランソワ・ジュランビル

通路に連なるアーチの仕立てを終え、バラの広がる奥の庭へ。
壁面にはフランソワジュランビルが枝を広げており、株から左側へ伸ばしている枝(アプローチのアーチ側)と、壁面の右端まで伸ばしている枝を合わせ、20m前後の空間をカバーしています。
その気になれば、まだまだ伸ばせるバラ(ランブラーローズ)ですが、他のバラとの兼ね合いもあるので、スペースを定めて枝の量を調整しています。

株の上にあたる壁面の左側から、葉と不要な枝を落として行き(誘引も解く)枝に積もっている落ち葉や土(上から落ちてくる)を取り除いて行きます。


壁面の右側に植わるヴァイオレット(勢力を拡大中)と合わせ、2本のランブラーローズの枝葉落としが壁面作業の一工程に。
樹勢の強さを感じる新しい枝が増えたので、より効果的に枝を流せるよう古枝の更新を行いました。
ランブラーローズの誘引

開始地点に戻り、剪定を加えながら枝を誘引(仕上げ)して行きます。


作業効率が良くないのでバサッとは枝を外さず、手の届く範囲で枝を調整しながら誘引。
難しい体勢での仕立てになるのでアバウトな部分はありますが、全体的なバランスが崩れていなければ良しです。

壁面の下分部に枝を流していないのは、前方で枝を広げるアリスターステラグレイにより隠れてしまうので、効果の少ない箇所での消費を抑える設定のため。

前面にあたるアリスターステラグレイは、壁面の作業時には裏から手が入り、脚立を降りては気分転換の剪定が加わり、面と向かって取り掛かるころには、わりと仕上がっています。

奥の庭と通路との中間にあたる空間は、背景を隠す(目隠し)ための設定を組んでいます。
ウッドチップスの基本スタイルは「枝を編み込まないよう重なりを意識する」になり、絡まり合っているように見えても割とそうでもなく、そこそこに奥行きもある場所なので、立体的な良い感じの流れで組めたかなと。
奥の庭は、春には一面が緑に包まれるイメージです。
シジュウカラの52号館

ユーカリの木に取り付けていた、シジュウカラのバードハウス(ぐるメゾン52号館)を取り外して清掃しました。
時間が無かったので取り付けは次回に持ち越しますが、早く戻して(または清掃をして)と催促される前には取り付けられるでしょう。
次回の作業では、残りの手入れと新規につるバラのを植え込みを予定しています。
バラの管理プラン
ひとつ上の風景づくりをお考えなら、管理の鍵となる時季の手入れをシーズンを通してご予定する「バラの年間管理」プランがおすすめです。
春の形をつくる「バラの冬作業」大切な新芽と蕾を保護する「春の手入れ」景観を整える「花後の手入れ」成長期にあたる枝葉を管理する「夏の手入れ」カミキリムシ幼虫による被害を食い止める「秋の手入れ」は、それぞれがバラの風景づくりに欠かせない鍵となる取り組みです。
- 季節ごとの負荷の大きな手入れをお任せいただくことで、細やかな庭仕事にお時間をお使いいただけます。

