バラの冬作業では、つるバラの誘引と剪定作業を中心に取り組み、春の風景を仕立てます。

バラの冬作業は、11月~3月ごろの取り組みになります。
外壁工事と壁面のバラ

4年ぶり2度目の作業で八王子市のガーデンへ。
冬作業のご予約を頂いておりましたが、建物の外壁工事が発生してしまったとのことで、足場を組み立てる都合により、バラの枝を全撤去(おそらく株元付近での剪定)することになり、今回のご相談は・・というお話に。
外壁工事に伴い、壁面に渉しているバラの枝を外す作業はそれなりに熟してきましたが、大きな剪定や植え替えを避けられるケースがほとんどです。
なので「壁面から離すことの出来ない、奔放に伸びている生垣」というような認識を持たれているのではないかと考え「枝は解して束ね、建物から離すことが出来ます」と交渉してみてはとご提案。
バラの枝を建物から離す

というところから、プラスの作業(冬作業+枝の外し作業)は発生しますが、春の楽しみを残せるのならと、枝の外し作業のご希望をいただきました。
数年ぶりに目にしたランブラーローズ(アルベリックバルビエ)は、枝の重なりも量も多い状態だったので、外せるイメージが浮かばなかったことにも納得ですね。
※ウッドチップスでは通常作業です。

数年前のイメージだったため、明るい内に帰宅しアトリエの手入れも出来るかな・・くらいの算段でしたが、一目見てあきらめ、むしろブーストを上げて取り組むことに。
枝を外してまとめる作業のみなら、ゆとはあったと思いますが、冬の作業の一工程に当たる、葉と小枝と余分な枝を落として置き、誘引作業に備えた状態をつくりながら束ねます。
ランブラーローズの枝を束ねる

枝の絡まりを解消しつつ、壁面に掛かる枝を外すことが出来ました。


枝の量は復旧にあたる誘引作業時に調整できるので、設定の変更にも対応できるよう多めに残しています。
枝を束ねしばらく置いておく場合、型が付いてしまうと戻し難いことがあるので(場合により折れる)緩やかな流れでまとめています。

外壁工事の終了予定は、3月下旬ごろになってしまうとのことで、次回お伺いする頃には新芽が広がり青々とした姿になっているでしょうね。
芽吹きが進んでいる状態での誘引作業では、多からず新芽の損失は出てしまうものですが、もっとも芽を傷める確率の高い工程を終えおり、絡まりも解消しているので、芽の損失を少なく抑え枝を誘引することが可能です。
冬の誘引作業と異なるスキルを要しますが、こちらも通常作業の範囲なので問題なく対応いたします。
パイプフェンスの塗装

バラの誘引作業(復旧)に合わせ、心もとなかった支柱フェンスの代替案をご希望いただきましたので、パイプフェンスの設置をご提案させていただきました。
新しいフェンスに変われば枝の誘引をよりスムーズに進められること、アトリエの加工台がバラに覆われる前だったことを踏まえ、対応時季は過ぎていましたがお受けしました。
しばらく先の作業ですがアトリエ的にはゆとりがないため、早々に準備し奥の倉庫へしまっておきます。
バラの風景に馴染ませる春の誘引設定

加工台周りを風景に溶け込ませるための誘引設定を「春モード」と呼んでおり、設定を組んでしまうと、物理的に作業の出来る場所が無くなります。
奥のゲートにしまわれているパイプですが、3月下旬ともなれば運び出すのにも神経を使うでしょう・・。
バラの冬作業について
限られた期間のなかで取り組むバラの冬作業は、スケジュールの調整が難しく、天候の影響により日程に変更を生じてしまうケースも少なくありません。
そのため、お急ぎとされる急なご相談、ご希望日(作業可能な日)が少ないなどの場合には、対応をご予定出来ないことがございます。
- 冬作業のご相談は、対応時季(11月~3月ごろ)に限らずお受けしていますので、ゆとりをお持ちの上お問い合わせください。

