バラの季節管理

バラの剪定【パーゴラに枝垂れるランブラーローズ】国立市の庭へ

バラの季節管理、5月の下旬から「花後の手入れ」にまわっています。

カミキリムシ 成虫の発生時季に入っています。

サンダースホワイト

パーゴラから枝垂れるサンダースホワイトの手入れから作業を開始。

定期的に管理をしている庭では、効率良く(気分よく)回れる「作業手順」に沿って進めます。

アーチに誘引しているシャンプニーズピンククラスター。

蕾の付いた枝が多かったので軽めの調整に。オリーブの剪定も軽めで。

脚立を開いて立てかける高所の作業では、枝やトゲが体に絡まないように注意し、作業性を優先した無理のない範囲で枝を調整しています。

カミキリムシ 成虫の飛来

手入れを終えたバラに目をやると、数分前には居なかった「カミキリムシ」を発見。

カミキリムシの成虫は、いつ飛来して来るのか分からないので、作業中は位置を変えるたびに周囲を見渡し、発見の確率を高めます。

葉に馴染まない色合いに枝から浮かぶシルエット・・。

アイアンフェンスに結ばれた青い麻紐は「違うだろうな」と思いながらも、一応確認するくらいの近さを感じる組み合わせでした。

カミキリムシ 幼虫への対処

冬作業では(11月~3月ごろ)壁面に誘引している、つるアイスバーグの枝(高さ3m)から、カミキリムシの幼虫を駆除しています。

こちらの庭では、花後の手入れから冬の剪定作業までに 5~7匹前後の幼虫を駆除するケースが多く、上部の枝からも例年 1~2匹の幼虫を退治しています。

窓周りの誘引設定

窓周りはバラで覆う誘引の設定を組んでいます。

仕立てにより雰囲気が変わるような場所の場合は、ご希望(またはお好み)をお伺いしてから形を決めています。

アルシデュックジョセフ

どの時季の手入れに来ても咲いている、アルシデュックジョセフ。

ローズヒップ

窓周りの誘引設定と同じく、ローズヒップは例年通り気持ち程度で残しています。

枝葉の手入れを終え、株周りの清掃、追肥(お礼肥)を行い、花後の手入れを仕上げます。

カミキリムシの後続が飛来してくる確率は高く、下草で隠していても見逃してはもらえません。株周りを清掃し視界を開き、幼虫による被害の早期発見に備えます。

次回は、夏の手入れ(7月~8月ごろ)の予定です。

壁面に誘引している「古株」つるアイスバーグ。冬の剪定作業では枝の更新に取り組み、状態の良い新しい枝を増やしています。