バラの冬作業では、つるバラの誘引と剪定作業を中心に取り組み、春の風景を仕立てます。

バラの冬作業は、11月~3月ごろの取り組みになります。
庭の落ち葉掃除から

バラの冬作業をご予定している杉並区のガーデンへ。
冬の作業を数回に区切らせていただいており、前半に当たる今回は、落ち葉掃除・苗の植え込み・剪定と誘引作業の流れで進めます。

昨年の夏から秋に掛けての管理で、カミキリムシ幼虫をほぼ確実に駆除しているので、株周りは流す程度の確認として一気に清掃しちゃいます。
冬作業のみでしかお伺いしていない庭の場合には、幼虫による食害の手がかりを消してしまわないよう、清掃前に株周りの確認は必須です。

春までに清掃をする機会は何回かあるので、苗の植え替えに支障をきたさない程度で抑えておき、次の工程へ。
今回の作業では、ドーム周りの植え替えをメインとし、10本ほどのバラを植え込みます。
バラの植え替えと植え込み

ドーム内の天然石を固めた際、先行して植え込んでいたバラのGL(グラウンドレベル)がかなり低くなってしまったので、その辺りの調整を行います。
12月に取り組んだドームの足場づくりの作業レポートはこちら。


株周りの土を出来る範囲で取り除き、定着している根にルーズな部分をつくります。
根にゆとりを持たせることで完全に掘り上げることなく、浮かせたい15cmをクリア。

つるバラ(クレアオースチン)を新たに加え、ドーム内の植え込み作業が完了しました。
モッコウバラの風景設定

ドームの奥に位置する、ゲート周りに枝を広げるモッコウバラ。
手を掛けずとも咲いている姿を目にする、モッコウバラに手を掛けるとなると・・
小枝の葉が落とし辛く、細かな剪定が数多く必要となり、どちらかと言えば手間の掛かる方のバラに。

こちらでは枝の量と広げるスペースを抑えており、ラフな仕立てでまとめています。
バラの風景設定や仕立ては、植え込み場所や見せたい雰囲気、作業時間やご希望のイメージなどに合わせて変えています。
フェンスとオベリスク

段々と枝が充実してきた道路面のフェンスへ。
枝の誘引を解いてフリーな状態にし、外側を軽めに仕立てて内側へ、内側を仕立て終えたら外側の仕上げへと進みます。

フェンス周りの作業に合わせ、オべリスクを50cmほど掘り上げています。
設置当時は、低い位置で使いたかったオベリスクですが、奥にパーゴラが出来、周りのバラが成長を見せ、庭全体のバランスと風景の組み立てが変わってきていたところ、上手い具合に設定を変えることが出来ました。
わりと深いのでアイアンの足をカットするか悩んだ記憶がありますが、力業(杭を打ち込む)にしておいて正解でした。
フェンスからアーチへ

良い枝はまだ少ないですが、フェンス側から流れてくる枝と右側のバラ(次回の仕立て)と合わせ、おおむねアーチを埋めることが出来ました。
今季はいくつかの場所で線が繋がり、深まりを感じられる場所が増えそうです。
楽しみ。
クレアオースチンの植え替え

植え込んだばかりのクレアオースチン(移籍バラ)ですが、ドームの外周りへ植え替えました。
配置図を何度か書き換えており、古いイメージを採用してしまったようで。。
アトリエで植え込まれていた場所と比べると日照環境が大きく改善されるので、花数も大いに期待できるでしょう。
もっとも、アトリエでは咲いていないに等しいくらいの印象なので、100倍も夢ではないかと。
バラの冬作業について
限られた期間のなかで取り組むバラの冬作業は、スケジュールの調整が難しく、天候の影響により日程に変更を生じてしまうケースも少なくありません。
そのため、お急ぎとされる急なご相談、ご希望日(作業可能な日)が少ないなどの場合には、対応をご予定出来ないことがございます。
- 冬作業のご相談は、対応時季(11月~3月ごろ)に限らずお受けしていますので、ゆとりをお持ちの上お問い合わせください。


