庭づくり

オベリスクを取り入れたアイアンフェンス【バラと庭づくり】東大和市の庭へ

成長してきたつるバラを活かせるように、オベリスクを取り入れたアイアンフェンスを設置します。

<strong>Season 2025</strong>
Season 2025

木工や左官などの造園作業は、7月~10月ごろに取組みます。

アイアンフェンスの設置

バラの手入れでお伺いしている、東大和市のガーデンへ。

ご相談をお伺いした昨季、造園作業(7月~10月ごろ)のタイミングに合わず、組み込むことが出来なかったので、先行してバラを植え込むプランをご提案させていただきました。

2月ごろに植え込んだバラは、日照条件の良い場所で手入れも足りており、順調に育っていました。

オベリスクの組み立てと設置

まずは、フェンスに合わせて取り入れる、オベリスクを組み立てました。

高さは2400mmほど。

オベリスクの設置は、バラの植え込み時からイメージしてはいましたが、2つにするか3つにするを決めておらず、どちらでも行けるようバラを割付て植え込んでいます。

オベリスク×3に決まりましたが、割り出しがアバウトだったことで、やや窮屈な位置での設置になってしまい、もう少しずれていたら植え替えが必要になるところでした。

フェンス基礎の設置

設置したオベリスクを軸にフェンス柱をたてる位置を割り出し、基礎用ブロックを設置して行きます。

比較的自由の利くアイアンフェンスを考えていますが、オベリスク同様に調整範囲ぎりぎりのところで収められました。

植え込み当初は、基礎なしの支柱を軸としたフェンスをイメージしていましたが、少しでも高さがある方が良いと考えこちらに。

右角の基礎がコンクリートの跳ねだしに当たり、斫り作業が必要に。

アトリエに近く(往復しても15分)道具を取りに戻ることも出来ましたが、時間いっぱいだったので翌日の作業に。

フェンス柱の設置

持ち越した右角の基礎を設置し、左側の基礎から柱を立てて行きます。

全ての柱が並び、フェンスのイメージを伝えやすくなりました。

柱を固定しているクサビ(一日置いて)を取り外し、基礎の周りを仕上げます。

クサビは電動ノコと材料があれば作れますが(柱10本なら40個必要)現場で作るにはひと手間かかるので、長く使いまわしているものが多く、10年選手ぞろいです。

フェンス(格子)の取り付け

900mmのフェンスを2段で合わせ、H1900mmほどの高さで仕上げます。

オベリスクを軸として、横幅の加工をせずに取り付け出来る場所から柱に固定(仮止め)。

使用するフェンス(格子)は12枚。

6枚は、オベリスクに合わせて横幅を調整してから取り付けます。

アイアンフェンスの完成

加工した格子のフェンス材を取り付け、フックやボルトなどに塗装を行い、オベリスクと合わせたアイアンフェンスが完成しました。

小さなフェンスではありませんが、2年か3年か、そう遠くない時季から、枝の量をセーブして仕立てて行く形になると思われます(とても良い傾向)。

道行く人にも、バラの季節を楽しんでもらえるフェンスになりそうですね。

バラの手入れ(秋)

冬作業までは日があるので(来年の2月~3月ごろのご予定)まとめたままにして置くのはもったいなと、秋の手入れをご提案させていただきました。

造園(エクステリア)作業では、ご予定出来る作業数に限りがございます。ご相談をお受けする時季やご予約の状況により、お待ちいただく場合がございます。

造園作業には対応時季(7月~10月ごろ)がございます。ご相談は時季に限らずお受けしていますので、余裕をお持ちの上お問い合わせください。
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