老朽化が進行するフェンスを解体し、新しいウッドフェンスへ作り替えました。
木工作業は、7月~10月ごろに取組みます。
木製フェンスの解体
フェンスの解体は、先行作業となった「木製パーゴラ」の作り替えから、お待ちいただいていた作業になります。
- 限られた時季に取り組むエクステリア作業では、ご予定出来る作業数に限りがございます。ご相談をお受けする時季やご予約の状況により、お待ちいただく場合がございます。
雷雨の予報が出ていたので撤収を考えながら、作業を広げ過ぎず区切りながら進めています。
支柱は再利用するので破損しないよう取り外し、解体を終えた木材はビスを取り除き、処分の袋に入るよう丸ノコで切り分けます。
施工開始(柱のレベル出し)
バラへの取り組みを広げているため、エクステリア作業に取り組む機会が以前よりも少なくなっており、丸ノコでさえ1年ぶりの使用になります。
もともと使用頻度の少かったレーザポイント(レベル出し)に至っては、使っていない間に壊れたか・・と、取説が無かったら使えていなかったかも知れません。
横板の取り付け
柱を2本ほど追加し、横板を取り付けて行きます。
裏側に補強を施し、ウッドフェンスが完成しました。
塗装はお客さまが担当され、ウォールナット系のステインで塗装される予定です。
バックヤードと目隠しの扉
フェンスの作り替えに合わせ、バックヤードの目隠しを兼ねた木製の扉を取り付けます。
室外機があるので、基本的には半開きの押戸としてご利用いただき、ロックを外せば両開きの引き戸として、全開できるような設定になります。
開口部に置いたレンガの雰囲気がマッチしたので、簡単な加工を加え合わせて見ました。
お任せという形で進めていたので、ちょっとしたご提案のひとつです。
作業中には雷雨での中断が何度かあり数日遅れで完成しました。
東村山市の庭はアトリエから近いので、午前中の雷雨で急ぎ撤収し、すっきり晴れた午後から作業を再開なんてことも出来ました。
パーゴラとランブラーローズ
こちらは先行作業となった、パーゴラの解体作業の様子です。作り替えたフェンスよりも老朽化が進行していたパーゴラは、ランブラーローズに支えられているような状態でした。
パーゴラの奥はフェンスに囲まれたガゼボになっており、解体量が多く、道路に面していたこともあり、思っていた通り手間取りました。
体力を使う解体作業では、ゆとりがなく経過の記録を残せていないことが多いです。
フェンスとパーゴラが連動したコンパクトな設定でまとめており、ランブラーローズの取り回せる範囲を抑え「枝を増やし過ぎないようにする」がコンセプト(ご希望)になります。こちらの塗装(バラの手入れも)お客さまが担当されました。
作り替える際にランブラーローズの枝を大きく減らしていますが、今回のお伺で目にした印象ですが、パーゴラに対しての枝量は、すでに150%を超えているように感じました。
木製フェンスからアイアンへ
パーゴラの作り替えに合わせ、庭の奥(パーキングスペース)は、木工フェンスからシンプルなアイアンのメッシュフェンスへ作り替えています。
カミキリムシの幼虫による食害もあり、傷んでいる枝の多いランブラーローズは、施工に伴いリセットしています。
伐根もありの方向でしたが、状態の良さそうな数本の枝と根伏せ状態から根付いていた枝を残せたので「ランブラーローズということもあり」しばらく様子を見てみては、というところでした。
樹勢の強いランブラーローズ
作業の合間に覗いて見たら、フェンスいっぱいに復活していました。
日照条件の良さがプラスに働き、1年余りで風景を仕立てられる程に成長しました。
ご相談は作業の対応時季に限らずお受けしていますので、余裕をお持ちの上お問い合わせください。
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