庭づくり

バラの手入れと庭づくり【ウッドフェンスの施工】横浜市泉区の庭へ

目隠しとなる生垣が枯れてしまい、代わりとなるハードウッドのフェンスを設置します。

<strong>Season 2025</strong>
Season 2025

木工や左官などの造園作業は、7月~10月ごろに取組みます。

バラの手入れと造園作業

バラの手入れでお伺いしている、横浜市泉区のガーデンへ。

今回は、枯れてしまった生垣に代わり、ウッドフェンス(ハードウッド)を設置する作業にあたります。

フェンスの基礎づくり

伐根はしていないので、根を避けて基礎の位置を割り出します。

基礎を置きたい場所に根があったり、コンクリートが張り出していたりすると、削ったり斫ったりの作業が必要になり(道具も)時間を大きくロスにつながります。

フェンスづくりを予定通りの日程で進められるか否かは、基礎づくりの工程が鍵になります。

基礎を設置し次の工程へと進むには、固まるまで待つ必要があるので、3カ所設置するところを2カ所で終えてしまうと、翌日は1カ所の基礎設置のみの作業ということに。。

なんとかクリア出来ました。

ハードウッドの加工

ハードウッドは固く重い木なので、角材の加工や横板の下穴あけなど、組み立てにひと手間掛かります。

工程自体は通常の木(ソフトウッド)と変わりませんが、硬さがまるで違うので、下穴用のドリルや板を固定するビスは少しのズレで容易に折れてしまいます。

昨年の夏ごろ、既存フェンスの上部に板を3枚追加し、30cmほど高さをあげています。

木材は風合いを感じるシルバーグレーに変色して行き、現在では遜色ないほどに馴染んでいます。

柱の設置

基礎を仕上げつつ、柱のレベルを調整。柱の固定も待ちが必要な工程です。

アトリエから横浜市泉区までは、往復で5時間前後。通勤に時間がかかる分で作業時間が短くなるので、基礎作りでロスを出さないよう、イメージトレーニングを繰り返しました。

横板の取り付け

日を空けて基礎はおおむね固定されていますが、必要以上の負荷を掛けないよう意識しながら、横板を取り付けて行きます。

横板が下まで来たところで一度手を止め、クサビを抜き基礎を仕上げます。このあたりの順番はその日の流れで。

横板を全て貼り終え、ハードウッドのフェンスが完成しました。

アイアンのフェンス

奥の通路を狭めることのない位置に、アイアンのフェンスを設置し空間をまとめます。

日当たりがとても良く、新設したウッドフェンスと壁面を活用し、バラに包まれる新しい空間に。

薔薇に包まれる空間へ

次回の手入れ(秋の手入れ)では、バラを植えられそうな位置と本数を割り出すので、咲かせてみたいバラ選びで悩んでいただきましょう。

植えてみたいバラの候補をあげてもらい、植え替えを含め、合わせるバラを決めて行きます。

造園(エクステリア)作業では、ご予定出来る作業数に限りがございます。ご相談をお受けする時季やご予約の状況により、お待ちいただく場合がございます。

造園作業には対応時季(7月~10月ごろ)がございます。ご相談は時季に限らずお受けしていますので、余裕をお持ちの上お問い合わせください。
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